僕はこれで冷蔵庫をダメにしました。

引越しの際には冷蔵庫の取り扱いには十分注意しなければならないことを、僕は身を持って学びました。

 

僕はこれまで数回引越してきた経験がありますが、その時に冷蔵庫を壊してしまったという苦い経験があります。

 

最初の引越しのときは一人暮らしでしたので、冷蔵庫は小さなものでした。
一人暮らしということで外食が多く、冷蔵庫の中にはそんなに食材は入ってはいませんでした。

 

ジュースや牛乳、ヨーグルトなど、すぐ飲食できるものばかりしか入れていなくて、引越すことになっても「直前に飲食して冷蔵庫を空っぽにすればいいや」と軽く考えていたので、引越す時間の直前まで電気を入れていました。

 

あまり冷蔵庫を使わなかったのが災いしてしまった

当時私が使っていたのは小さいけれどツードア式の冷蔵庫です。

 

引越し当日、もうすぐ業者が来るという時間になってから電源を抜き、念のため冷凍庫のドアを開けてみると霜がびっしりついているのに気が付きました。

 

冷凍庫はあまり使わなかったため開けることも少なく、それまで霜のことは気づきませんでした。

 

「もうすぐ業者が来られるし、運搬途中で霜が解けて水が漏れたらたいへんだ」
と思い、慌てて霜を取り除こうとしました。

 

何で取り除けばいいかわからず、とりあえず何か固いものということで身近にあったドライバーで削るようにして取り除き始めたんです。

 

もう少しで全部取り除けると思って力を込めた瞬間、「プシュッ」!!!

 

!?

 

変な音がして何かが抜け出したのです。
こんなことは初めてだったのでどうしようと慌てているところへ業者の方が来られました。

 

あっという間でした!冷蔵庫がまさかの心配停止!

 

引っ越し業者の方に聞いてみると、どうも冷蔵庫のガスが抜けたのだと言われました。
聞くところによると、私のように霜を取り除いていてガス漏れしたという話はよくあるそうです。

 

また、ガスが漏れたらその冷蔵庫はもう使えないといわれました。

 

なんで事前に霜に気が付かなかったんだろうと、とても悔しい思いをしたのを覚えています。

 

それ以降、引越すときは冷蔵庫の取り扱いにはかなり慎重になりました。
今は引越しが決まったら、予定日の2日前までには中を空っぽにして電源を抜いておきます。

 

そうすると冷凍庫に霜がついていても引越しの際には解けてしまい、当日あわてることはありません。
それから業者の方から聞いた話ですが、運ぶときには横にせず縦にして運ばなくてはならないということも学びました。

 

また引越した後も注意が必要だということも教えてくれました。
運んできてすぐに電源を入れるといけないそうです。
運んでいるときに揺られて、冷却のために使われている液体や気体が不安定になっているので、それらが安定するまで待たなければならないそうです。

 

不安定なまま電源を入れると壊れる原因になるとのこと。
そういわれましたので、冷蔵庫が運ばれてきて数時間たってからしか電源を入れないようにしています。

 

電化製品とはいえ、冷蔵庫だけは他の家電製品と全く違うので丁寧に扱うことが大切なのだと、数回引越した経験から分かりました。

 

これから初めて引っ越しなさる方はお気を付け下さいね。