冷凍庫の「霜」には細心の注意を!

 

冷蔵庫というのは、生活には欠かせない家電製品のひとつですね。

 

冷蔵庫なしで生活をすると、食べ物の保存もできないし、冷たい飲み物も飲めなくなってしまいますから。
なので引っ越す際に冷蔵庫を持っていくというのは必然なのです。

 

大きな引っ越しの際には、冷蔵庫を買い換えて、昔の冷蔵庫は処分するということもあると思いますが、処分をするにもお金がかかるし、冷蔵庫自体の値段も高いので、そのまま持っていく人が多いと思います。

 

冷蔵庫の引っ越しをするとなると、とりあえず、中身を空にしないといけません。
しかしこれだけでは、冷蔵庫を持っていくには不十分です。

 

冷凍庫の霜は必ず取り除いてから引越しします。

冷蔵庫の種類にもよりますが、冷凍室が付いているものがほとんどだと思いますが、 ここをよく見てみると、冷凍室の周りには氷が張っていると思います。
いわゆる「霜」が付いた状態でこれが意外と厄介なんですよ。

 

長いあいだ使っていると気づかないかもしれませんが、結構厚い氷の層が出来ているはずです。
近距離の引っ越しならそれほど心配はしなくてもいいですが、車で1時間以上のところに引っ越す際は、運んでいる時に、この氷の層が溶け出し、ビショビショになってしまうのです。

 

ですので冷蔵庫を運び出す際は、必ずこの氷の層を溶かして持っていくようにしなければいけません。

 

大型の冷蔵庫の冷凍室は基本的に、下の方にあって引出しのようになっていると思います。
このタイプですと、氷が箱の中に溜まるだけで、あまり水漏れの心配はありませんが、1人暮らし用などの冷蔵庫は、上に冷凍室があることがほとんどなので少しでも傾ければ、溶けていた水が漏れてくる恐れがあるのです。

 

ですから必ず引っ越しの際は、電源コンセントを抜き、何時間か置いて氷を溶かしましょう。

 

そして1人暮らし用の冷蔵庫は、普通の保冷室も凍ることが多いので、同じように氷の層を溶かしきることが大事になってきます。
こうすることによって、引っ越しの際も濡れる心配はないですし、引っ越し後も、引っ越し先で冷蔵庫を開けた瞬間に水が漏れてくるという心配もありません。

 

引っ越しの際はさまざまなものを一緒に運びます。
その際に冷蔵庫の水で衣類や電化製品がダメになることも多いです。

 

気をつけて準備をしましょう。