冷蔵庫の引っ越しは本当に手間がかかります。

 

私は今までに引越しを5回経験してきましたが、その作業の中でも冷蔵庫が一番厄介でした。

 

同じ市内での引越しならば冷蔵庫の中身をそれほど気にする必要もないのですが、九州から関東など長距離になる引越しの時は、冷蔵庫の中で保存しなければならない調味料などは一旦使い切ってしまわなければなりませんし、食料も全てなくさなければなりません。

 

また、これは市内や県外などは関係ありませんが、保冷剤やアイスノンなどは引越しをする3日程前から出しておかないと、水分が出しきってしまわず大変なことになります。

 

そして冷蔵庫の電源も引越しをする前日から切っておかなければ引越し当日に水浸しになってしまうことがあるので、ここも要注意です。

 

このように、引越しの準備の中でも冷蔵庫に関しては洋服や小物のようにすぐに箱に詰めたりできるものではなく、少し頭を使わなければならないところがあるので、引越しが決まったならば予め冷蔵庫の中の物を書き出して、引越しまでに食べきってしまうもの、常温保存ができるもの、冷蔵庫内でしか保存ができないものなどを書き出しておくと非常に便利です。

 

冷蔵庫の引っ越しワンポイント

仕事で転勤などがちょくちょくあるという人は、醤油などの調味料を大きなボトルで買うのではなく小さなボトルで買っておくと、急に引越しが決まった時でもそれが大量に残るということはないので、便利です。

 

そして冷蔵庫というものは引越しの時に一度空になると気づきやすいのですが、結構臭います。
ですから、引越しを良い機会として冷蔵庫の中をきれいに拭きあげておき、その後は消臭になる炭などを入れておくと冷蔵庫内の臭いも全く変わってきます。

 

また、冷蔵庫の電源を切り忘れると結構な水が出てきて、家の中や他の荷物までも濡れてしまう恐れがあるので、これだけは本当に気をつけておく必要があります。

 

保冷剤なども数日前からただ出して放置しておくのではなく、下にタオルなどを引いておかなければ置いている床が水浸しになってしまいます。

 

冷蔵庫の引っ越しは計画的に行うのが鉄則

引越しの荷造りというと、ただダンボールに荷物を詰めるだけというイメージがありますが、家の中を見渡せば冷蔵庫のように箱に詰めることはできず少し面倒な準備をしなければならないものもあるので、引越しが決まった時は何をどうするのかを細かいことまでメモしておくと、引越しの準備をスムーズに進めることができます。

 

引越しの際は、小物や食器などを早めに梱包し、冷蔵庫の中の物は考えながらゆっくりと詰めていくのが良いと思われます。