引っ越しで一番大変なのが、冷蔵庫です。

電化製品は気を使って使い過ぎるという事はありません。
重量からいったらタンスとかテーブル、ベッドなどと同じくらい重たいものですが、電化製品は一歩間違えると故障、破損、最悪は買い替えになってしまいますからね。

もちろん、このような事態は素人が友人などに頼んで引っ越しをする時に特によく起きる事です。

私は、一人暮らしの独身者が引っ越しする以外は、引っ越し業者に頼むのが一番良いと思います。

仮に自分で引越しを考えているのであれば、引っ越しの時の冷蔵庫の扱いは、意外と細かな作業をしなければならないということを知っておかなければいけません。

冷蔵庫の引越しでやるべきこと：第一段階

冷蔵庫の引越しでやるべきことの第一段階は、冷蔵庫の中に入っている食品の扱いです。
全部捨ててしまう決断が出来れば簡単なんですが、常識的に食べ物を粗末に捨ててしまうなんてお金がどうこう関係なく、そんなことできません。
普通なら「もったいない」と誰でも思いますよね。

そのため、引越しが決まった日の一週間くらい前から、

1.必要以上の食品の買い物、特に冷凍食品は買わないこと。

2.冷蔵庫の中の食品を重点的に食べるようにすること。

これらに注意しないといけません。

それでも、引っ越しの二日くらい前になっても、案外、冷蔵庫はいっぱいの食品で埋まっています。
なので常温保存が可能な物はできるだけ出してできるだけ冷蔵庫には入れないようにします。缶ビールやジュース類などがそうです。

もちろん、氷も捨てます。
私は氷も保冷剤として溶けても大丈夫なビニールの袋に入れて使いました。
旧式で霜が大量についているものは、完全に溶かしてください。

電源を切る時間は移動の何時間前がいいのかは冷蔵庫の新しい古いによって違います。
新しい物でしたら６時間前で十分です。

野菜類は新聞紙にくるんで段ボールで構いません。
ビンに入ったものはきつく栓を閉めます。

一番の問題は残ってしまった冷凍食品です。
クーラーボックスがあればそれに入れます。
私は発泡スチロールの箱に保冷剤と一緒に入れました。これなら１０時間程度は大丈夫です。

これで大体冷蔵庫の中が空になったと思います。
ここから第二弾の作業が始まります。

冷蔵庫の引越しでやるべきこと：第二段階

第二段階として、冷蔵庫内の掃除をします。
電源を切って冷蔵庫の中を覗くと、綺麗に見えていたものが驚くほど汚れているのに気づきます。

この冷蔵庫の物を食べていたのかと思うとぞっとしますよ。

雑菌がわかないように消毒液の入った洗剤で軽く拭き取りするとなおいいです。そして乾拭きします。
そうすると見違えるほどの新しい冷蔵庫に変身します。

冷蔵庫の引越しでやるべきこと：第三段階

第三段階です。
冷蔵庫の裏側、壁に面した側面、そして上面、この上面がチリ積もった埃などで一番汚れています。
移動した後の床も真っ黒だと思います。床もしっかり拭き取りましょう。

フローリングの汚れは敷金の返却にも影響しますから念入りに。

新居についたら、電源はすぐに入れても大丈夫です。
冷蔵庫がかなり旧式のものでしたら、この際、新し物を買った方が賢明だと思います。
いまは節電効果の高いエコ商品ばかりなので電気代がかなり節約出来ます。

ということで冷蔵庫の引越しに関する注意点などを書いてみました。
ご参考までに！