やめときゃよかった!冷蔵庫を自分で引っ越した時の失敗談

当時、僕は一人暮らしにも関わらず、冷蔵庫は立派な物を使っていました。

 

こんな感じの冷蔵庫です。

三菱製のMR-S40D
内容量401L
質量85kg
サイズ600x1798x699 mm

2002年発売の代物なので、もうかなり古い冷蔵庫です。
理由はどうあれ、ひとり暮らしにはもったいないくらいの代物です。

 

その時はアパート暮らしだったのですが、新居に引っ越す際、転居先が近い所だったので自分で荷物を運んでいたんです。
ほとんどの荷物は、自分一人で持ち上げることが出来るので運ぶのも簡単なんですが、重たい冷蔵庫だけは流石にムリでした。

 

でも引越し代をケチって、なんとかしてこの冷蔵庫を1人で運ぼうとしていました。

 

当然ですが、冷蔵庫のサイズと重さが、一人で運ぼうとする僕の挑戦を遮ります。
それでも冷蔵庫を一人で斜めに傾けて、少しずつ移動していき、なんとか玄関付近まで持って行くことが出来ました。

 

ここまでは床が平坦なので、移動するだけなら案外簡単にできます。

 

「このままなら、一人でもイケるんちゃう?」
自信過剰になりながらも、次のステージ、「段差」をどう切り抜けるかを考えていました。

 

 

でもやっぱり、ここからが本当の難所。

 

玄関の段差をどう乗り切るか?
玄関は20cmほどの落差があります。

 

まず、慎重に冷蔵庫の片方の部分を持ち上げ、ゆっくり下の段に下ろしていきます。

 

反対側にまわり、もう片方の部分を下ろそうとした瞬間・・・!

 

 

案の定、バランスを崩してそのまま壁にヒット。

 

支える人もいないので、壁に大きな風穴があいてしまいました。

 

 

「やっちまったぁぁぁ!」

 

 

はっきり言って無謀とも思えるこの挑戦。

 

アパートを退去する時、冷蔵庫を引きずったフローリングには波々になった引っかき傷と、壁にあいた大きな穴のせいで、不動産会社から敷金を根こそぎ持っていかれ、ほとんど戻ってこなかったのは言うまでもありません。

 

こんなことなら、はじめから引越業者に依頼するんだったと、深く後悔。

 

大変な思いをして運ぼうとした挙句、部屋を損傷して大きな代償を払うことになってしまったので、何をやっているのか分かりません。

 

その後、友人に頼みこんで冷蔵庫を運び出しましたが、思いっきり笑われました(涙)

 

 

「やっぱり冷蔵庫だけでも、引越し屋さんに頼めばよかった」と、深く反省するのでした。