冷蔵庫の引越はやはり難しい。

冷蔵庫にはたくさんの食品が保存されていると思います。
日々の食事の準備には冷蔵庫は欠かせませんので、食品があるだけでなんとなく安心してしまうのは僕だけではないと思います。

 

そんな大切な冷蔵庫ですが、引越になると、非常に面倒な電化製品です。

 

引越しさせるためには、冷蔵庫の中身を空にしなくてはいけません。
クーラーなどに入れて引越できるものはそれほど多くありませんので、基本、使い切るか、捨てるかになると思います。

 

できるだけ食品を無駄にしたくないはずなので、使い切ることを考えて献立をする必要がありますね。
ただ、問題はそれだけではありません。

 

不燃ごみを出す日も考えておく

冷蔵庫の中に入っている食品は、いろいろなパッケージに入っています。
ガラス瓶、缶、ペットボトル、プラスチック容器、などなどです。
容器の中身を食べてしまったら、その容器は不要ですからゴミとして捨てます。
通常なら「捨てる」の一言で済みますが、引っ越し前はそうはいきません。

 

なぜなら場所によってゴミの分別の仕方や、回収頻度は異なりますから、比較的回収頻度の低いビン、缶、ペットボトルは、引っ越し前の最終回収日を意識して、中身を食べる必要もあるからです。

 

場合によっては、中身を食器に移して、容器だけ先に捨てる必要もでてくるでしょう。
容器から出すことで、中身の日持ちが違ってくる場合もありますから気をつけましょう。

 

せっかくなんで掃除も念入りに

冷蔵庫の中を空にする機会はそんなにはありません。
引っ越しは数少ない機会ですので、引っ越し前にはせっかくなので掃除もしましょう。

 

中身が空になったら、霜取りや水抜きが必要な機種は前日までには済ませまます。
そして、前日に拭き掃除もしましょう。
汚れがひどい場合は、台所要洗剤や漂白剤を使用して汚れを落とします。
最後に、しばらく扉を開けて、中を乾燥させればOK。
このとき、普段空いていないドアにぶつかってけがをしないよう、十分な注意が必要です。

 

冷蔵庫の移動に関して

引越当日、冷蔵庫のドアが移動の最中に空いてしまわないように、しっかりとガムテープなどで固定します。
電源ケーブルも移動中うっかり踏んで冷蔵庫を落としたり倒したりしないよう、まとめてからしっかりと本体の裏などにガムテープで固定しておきます。

 

冷蔵庫は、基本的に縦のまま移動します。
横にすると、コンプレッサーのオイルが冷却器に流れ込んで故障の原因になります。
トラックへの搬入や搬出のときは多少横にするのはしかたないですが、トラック内では立て置きが原則です。

 

トラックからの搬出後、所定の位置に設置したら、他の方付けをしながら冷蔵庫をしばらくそのまま休ませましょう。
1?2時間でいいと思います。
もし、移動中に横になっていた時間が長いときは、長めに休ませます。

 

コンプレッサーのオイルを落ち着かせるためです。

 

以上、冷蔵庫の引っ越しに関して気を付ける点などをまとめてみました。
参考にして下さい。