冷蔵庫は普通の家電製品のようには行かない!


「冷蔵庫」というものは、生活するうえでなくてはならないものですが、電源がいつでも入れっぱなしであり、24時間365日休むことなく動かしている家電製品でありながら、丈夫で壊れないという印象がありますね。

 

私は今まで引越しを何度もしている経験がありますから、次第に冷蔵庫の運搬に関してはある程度知識がつきました。

 

それまではただの家電製品としてしか見ておらず、電源の抜き差しで普通に動くものだと考えていました。

 

初めての引越しの時だったのですが、古い冷蔵庫だということもあって、移動先で電源を入れたら冷えなくなってしまい、故障させてしまいました。

 

その時から冷蔵庫の引越しは慎重に扱わなければならないということを悟りました。

 

いろいろな経験とそして自分で調べたり、あるいは引越しの業者から聞いたりして冷蔵庫をどのように運ぶかに関しての知識を増やすことができていったのです。

 

自分で冷蔵庫を引越しする際の注意点

引越しを業者にまかせてしまうのであれば冷蔵庫に関して心配することはないのですが、自分で運ぶ場合には注意したいところです。

 

まずは電源ですが、基本的にはトラックに積み込む直前まで使いたいと思うのが自然なんですが、それをすると冷凍庫についた霜が溶けないので、そのまま持ち運ぶと移動中にそれが溶けて溶けた水で冷蔵庫が濡れてしまうことになるかもしれません。それに冷蔵庫の中身を出してすべてきれいに掃除をしてから運びたいということを考えると、やはり5-6時間くらい前にはコンセントを抜くことがいいといえます。

 

そして運ぶときには冷蔵庫は下の部分が重くなっていますので、階段などでは、下に降ろすときにはその重たい下の部分が常に下の位置になるように運んでいきます。
背の高い冷蔵庫は曲がるときなどにぶつけたりしたいように注意が必要です。普通は二人で持ち運ぶ必要があります。

 

そしてトラックに積み込むときにはできるだけ前のほうに積んで安定するように心がけます。
ロープなどで固定したり間違っても倒れることがないように十分に注意して固定します。
そして移動先に着いたら搬入になりますが、それもやはり冷蔵庫は重たい下の部分が常に下の位置になるように運んでいき、逆さまになることがないように注意します。
マンションの狭いところではうっかりするとそのようになりやすいので向きをよく考えて運ぶようにします。

 

最後にうまく搬入することができたらキッチンの使いやすい場所に設置することになります。
冷蔵庫はすぐに使いたいので電源を入れたくはなるのですが、すぐに入れると故障の原因になるので、少なくても1時間は待つようにし、3時間くらい待てるならばなお安心かもしれません。

 

特に友人とかと一緒に作業しているとそうした知識のない人が、うっかり電源を入れようとすることがあるので気をつける必要があります。
冷蔵庫はきちんと段取りよく電源を外す時と入れるときのタイミングを間違えなければそう簡単に壊れることはありません。